
【2026年版】React + Vite完全スタートガイド|初心者向けにすべて解説
2026.6.8
この記事は約2分で読めます
2026年のReact開発のスタンダード、React + Viteを全解説します。
React + Viteとは何か
使い方
学習の進め方
などが本記事ですぐにわかります。

筆者:三好アキ(専門用語なしでプログラミング)
▶︎ 三好アキの著書一覧はこちら
まず「Vite」とは何か
Reactで始めるとき、多くのビギナーが次の壁にぶつかります。
「どうやって始めればいいの?」
Reactはそれ単体では動きません。
「Reactを開発するための環境」を最初に用意する必要があります。
ここで使われるのが「Vite(ヴィート)」です。
ViteはReactアプリの開発環境をセットアップするツール。
具体的にはViteは次のことをやってくれます。
• ローカル環境でReactを動かす
• コードを変更したとき、ブラウザに即反映する
• 完成したアプリを本番用にまとめる(ビルド)
例えると、Viteとは料理を載せるお皿です。
料理だけあっても、それを載せるお皿がないと
なぜViteなのか
少し前までは、Reactの開発環境ツールには「create-react-app(CRA)」が使われていました。
しかし数年前にCRAの開発はほぼ止まり、Reactの公式ドキュメントでも推奨されなくなっています。
現在Reactを始めるなら、Viteが唯一の選択肢です。
理由は3つあります。
① 起動が速い
create-react-appと比べ、開発サーバーの起動速度が高速です。
「コードの変更が反映されるまで待つ」というストレスがほぼなくなりました。
② シンプル
余計な設定がなく、初心者にも扱いやすい構成になっています。
③ メンテナンスが活発
2026年現在も活発に更新が続いており、将来性があります。
「今Reactを始めるならVite」と考えてください。
Next.jsとの違いは?
Viteの説明をすると必ず出てくる疑問があります。
「Next.jsとは何が違うの?」
この2つは似たようなことができるので、使い分けで混乱する人は多くいます。
Vite + React
• フロントエンドのみ。サーバー機能は持たない
• シンプルなウェブアプリ、管理画面、SPA開発に向いている
(*SPAについては【今スグ分かる】『SPA』とは?(シングル・ページ・アプリケーションの仕組み))
Next.js
• フロントとバックエンドを一体で扱える
• SEOが必要なウェブサイト、フルスタックアプリに向いている
「どちらを選ぶべきか」という答えは、何を作るかによって変わります。
詳しくはこちらの記事で解説しています▼
Vite + Reactのセットアップ方法
では実際に始めていきましょう。
必要なツールはターミナル(コマンドを入力する画面)です。
ステップ① Node.jsをインストールする
Viteを使うにはNode.jsが必須です。
まだインストールしていない方は、Node.jsの公式サイトから「LTS版」をインストールしてください。
インストール後、ターミナルで下記を入力して確認します。
node -vバージョン番号が表示されればインストールができています。
なぜフロントエンドのReactの開発でNode.jsが必要なのか、疑問に思った方はこちらをどうぞ▼
ステップ② プロジェクトを作る
ターミナルで次のように入力してください。
npm create vite@latest「Enter」キーを押して実行すると、プロジェクト名やフレームワークの選択を求められます。
セットアップの詳しい手順と、各ステップの意味については、こちらの記事で画像つきで解説しています▼
言語選択ではJavaScriptだけでなく、TypeScriptも出てきます。
実は2026年のReact開発現場では、TypeScriptを使うのが標準です。
ReactとTypeScriptを最初から一緒に学ぶ方法は、こちらの記事で解説しています▼
ステップ③ 起動する
以下のコマンドを入れましょう。
cd my-app
npm install
npm run devそしてブラウザでhttp://localhost:5173を開いてください。
Vite + Reactの画面が表示されれば、開発環境のセットアップが成功です。
最初に理解しておくべきフォルダ構成
作成されたフォルダを見ると、中にはたくさんのファイルがあります。
最初は全部を理解しようとしなくて大丈夫です。
押さえるべきものは次の4つだけです。
srcフォルダ
ここにReactのコードを書いていきます。
作業の99%はこのフォルダの中で行われます。
App.jsx(またはApp.tsx)
最初に表示される画面のコンポーネントです。
ここを書き換えるところから、React学習は始まります。
index.html
Reactアプリの土台となるHTMLファイルです。
Reactはこのファイルの中に埋め込まれる形で動きます。
main.jsx(またはmain.tsx)
Reactコードとindex.htmlの接点となるファイルです。
これがindex.htmlとつながって、ブラウザにReactが表示されます。
よく出るエラーと対処法
Viteでの開発中、初心者がよくぶつかるエラーを2つ紹介します。
npm installでエラーが出る
Node.jsのバージョンが古い場合に起きることがあります。
node -vでバージョンを確認し、20以上でなければNode.jsを再インストールしてください。
ターミナルに大量のメッセージが表示される
npm run devを実行したとき、ターミナルにViteのメッセージが大量に表示されることがあります。
気になる場合は、表示を消す方法をこちらで解説しています▼
Viteの次に学ぶこと
ここまでで、ViteでReactプロジェクトのセットアップと、ブラウザに画面を表示するところまでできました。
「React開発のスタートライン」に立てたことになります。
次に学ぶべきことは、Reactの「コンポーネント」と「状態(state)」の概念です。
Reactを少し触ってみて難しく感じている方は、まずこちらの記事を読んでみてください▼
React開発環境の構築が終わったら、あとは書くだけです。
本サイト内には多くのビギナー向け記事があるので、それらを参考に開発と学習を進めていきましょう。
よくある質問
Vite以外の選択肢はありますか?
2026年現在ではNext.jsも選択肢のひとつです。
ただしNext.jsはサーバーサイドの機能を含む分、学習する範囲が広くなります。
「まずReactそのものを学びたい」という方には、Viteを使ったシンプルなReactの開発環境から始めるのがおすすめです。
MacとWindowsで手順は違いますか?
コマンド自体は同じです。
ターミナルアプリが異なります(Macは「ターミナル」、Windowsは「PowerShell」または「コマンドプロンプト」)が、入力するコマンドに違いはありません。
JavaScriptとTypeScript、どちらで始めるべきですか?
迷うならTypeScriptから始めてみましょう。
2026年の現場ではTypeScriptが標準になっているからです。
最初からTypeScriptで書く習慣をつけておけば、あとが楽になります。
TypeScriptがなぜ難しく感じるのか、そしてどう乗り越えるかはこちらで解説しています▼
npm run devの後、ブラウザが自動で開きません。
Viteはデフォルトでブラウザを自動で開きません。
ターミナルに表示されたhttp://localhost:5173を、ブラウザのアドレスバーに直接入力してください。
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✤ 筆者 ✤
三好アキ(専門用語なしでプログラミング)
非IT出身。かつてプログラミングの専門用語の壁に何度もぶつかり、挫折した経験から、「専門用語なし」のメソッドを確立。1,200人以上のビギナーのフロントエンド開発入門を成功させる。翔泳社『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門』(韓国でも出版)など著書30冊以上。Amazonベストセラー1位複数回獲得。
記事の執筆、法人向けReact研修なども行っています ▼
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