React × TypeScriptを体系的に学ぶ教材の2年間を振り返る(構想5年の歩み)
2026.5.11
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筆者三好アキ(専門用語なしでプログラミング)
私について詳しくは → 自己紹介
私は「Reactマスター」と「TypeScriptマスター」という教材を販売しています。
React × TypeScriptを体系的に学ぶための教材です。

両教材の最初のリリースから2年、増補版のリリースからは約1年が経ちました。
今回はこのReact・TypeScriptマスター教材について少し振り返ります。
構想5年、初版リリースから2年の歩み
自分がビギナーだったときに欲しかった教材
私がReactビギナーだった当時、「これだけあれば大丈夫」と言えるReact教材はありませんでした。
ネットで探せば、断片的な記事や動画はいくらでも出てきます。
しかし、その中から必要なことを選び出すのは自分。
とはいえ、ビギナーである自分には、「どれが大事で、どれがそんなに大事ではないか」という判断はほぼ不可能。
でもとにかくやるしかない…。
ということで学習を進めていたのです。
あの時から時間がずいぶんと流れているので、いま振り返れば「あれはあれで楽しかったかな」という気もします。
毎日勉強しては「昨日の自分よりも今日の自分は進めている」という前進の感覚は、勉強の醍醐味です。
と同時に、効率は非常によくなかったと思います。
いまになって分かるのは、当時の私に足りなかったのは「情報の量」ではなかったということです。
記事も動画も、すでに十分すぎるほどありました。
足りなかったのは、「何を、どれだけ、どの順番で学べばいいのか」という道筋です。
つまり全体像。
Reactの全体像です。
【 必要なことが、正しい順番で、一カ所にまとまっている教材 】
そういうものがあれば、もっとスムーズに学習を進められたはずです。
そしてこれは、そのまま「私自身が作りたい教材」になりました。
またTypeScriptに関しては、当時も今も「React開発で使うTypeScriptにフォーカスしたビギナー向け教材」というものはほとんどありません。
TypeScriptには「React開発でよく使う機能」と「ほとんど使わない機能」があります。
すべてを学ぶ必要はなく、前者に絞った方が学習は効果的に進められるのです。
そういう中で、私は2021年にAmazonの電子書籍でReactの入門書を出しました。
はじめてつくるReactアプリ with TypeScript
【発売から5年読まれ続けているReact × TypeScript入門書の決定版。2026年1月第3版発売。】
これも「私がビギナーだったときに欲しかった教材」として作ったものですが、扱っている内容はReact未経験者向け。
「その先」まで導く教材は、この続編として作ろうと思っていました。
さらに読者からの声にも背中を押されます。
上記のReact入門書の読者から、
「React入門に成功したけど、次はどの教材を使えばいいですか?」
「同じ先生の教材で学びたいので、続編を作ってください」
という声がいくつもあったのです。
そうして作ったのが、Reactの全体像を一本につなげる「Reactマスター」と、【ReactでTypeScriptを使う】に的を絞った「TypeScriptマスター」です。
最初はテキスト版
リリースは2024年2月(当時の記事)。
この時はPDF、つまりテキスト版のみでの提供でした。
販売プラットフォームは、今でも使っているBase(ベイス)というオンラインショップ作成サービスで作ったものです。
ここで私には不安が一つありました。
それまで電子書籍を販売していたAmazonは、何もしなくても人がやってくるという、いわば「ショッピングモール」。
一方、Baseという独自のECショップは、オンラインという大きな海の中の「孤島」。
Amazonとは真逆の環境といえます。
「見つけてくれる人、買ってくれる人、本当にいるのかな?」という不安があったのです。
しかし販売初日から多くの人が購入し、学習を進め、「なんとなく書ける」を卒業していきました。
就職や案件獲得といった報告も届くようになりました。
さらにReact周りでも、2024年末にバージョン19のリリースがあり、多くの機能が追加されました。
そのため、次のステップとしてリリースしたのが動画版です。
動画版リリース
動画版では、テキスト版をベースに、Reactバージョン19の新機能の追加や古くなっていた解説の改訂を行いました。
そしてリリースしたのが2025年3月です(当時の記事)。
販売プラットフォームは、テキスト版販売でも使っていたBaseショップ。
そして動画は、Vimeoという動画プラットフォームにパスワード付きで用意。
これはこれで特に問題はなかったのですが、ユーザーの方から「テキストでも学習したい」という声がありました。
また私にも、「Vimeoでは学習に集中しにくいかな」という印象がありました。
そこで、動画のテキスト版を手打ち(=AIを使った文字起こしではない、という意味です)で用意し、さらに学習専用のサイトも用意して、改めてリリースしたのが「増補版」です。
増補版リリース
増補版の目玉は学習専用サイトです。
目次と動画、そしてテキストが同時に確認できるようになっています▼

このテキストは、動画の単なる文字起こしではなく、「読むだけでも理解できる」というのが特徴です。
PDFとして切り出しても、それだけで成立するレベルです。
これによって、動画視聴が難しい環境でも学習を継続できるようになりました。
さらに「1周目は動画、2周目はテキスト」というように、異なるスタイルで飽きずに学習を進めることも可能です。
実際の教材の中身は下記ページで確認できます。動画+テキストの実際の学習環境です▼
• master-courses-trial-learning-site.vercel.app
…このように本教材は、2024年のリリース以来、何度か大きく手を入れています。
教材を利用された方からは、これまでにレビューをいくつも頂きましたが、印象深かったのはある受講者のお母さんからのものです。
「息子がこのマスター教材で勉強して、エンジニアとして就職できました」というものでした。
なお、この増補版リリース時に合わせて「全額返金保証(購入後2週間以内は理由を問わず返金)」を付けました。
この話は少し後でします。
AIの登場で変わった教材の役割
この2年間で一番大きな変化は、実は教材の外側で起きました。
AIです。
CursorやClaude Codeを使えば、ビギナーでもReactアプリを作れるようになりました。
環境構築やエラーで脱落する人はいなくなり、入門の壁はほぼ消えました。
しかし「Reactに触る人」が増えると同時に、「理解不足を感じる人」も増えたのは事実です。
AIの回答は高精度なので、理解しなくても前に進めてしまいます。
その結果、知識は「点」のまま増えていきます。
点をいくら集めても点にはならず、そして「使える知識」にはなりません。
この辺りのことは、下記の2つの記事に詳しく書いてあります▼
• AIでReactアプリを作れる時代。なぜReact学習者は増えている?
2026年のアプリ開発では、かつての「コードを書く」という仕事は、「AIが書いたコードをチェックする」に変わっています。
しかし「チェックする」、「確認する」、「修正点があれば的確な指示を出す」という能力は、ある日いきなりできることではありません。
「全体像の理解」と「知識の体系的な積み上げ」があって初めてできることです。
【 体系的な教材の必要性は、AI以前よりもむしろ高まっている 】
これが、この2年間を通した私の実感です。
個人の方だけでなく、法人での利用も
ReactマスターとTypeScriptマスター、どちらも個人の学習者の利用を想定していました。
しかし増補版の購入者の中には、企業や法人の研修担当者もいて、話を聞いてみると、社内研修で使われているようです。
こういう使われ方は想定していなかったので意外でしたが、個人であれ、法人であれゴールは同じです。
【 React × TypeScriptを、自分で判断しながら使えるようになる 】
このゴールに到達できるのであれば、(多少のカスタマイズが必要な時もありますが)教材を厳密に区別する必要はありません。
個人学習から法人研修まで、少しずつ利用の幅が広がってきているのを感じます。
返金保証をつけた話(→ 返金申請ゼロ)
さて、先ほど増補版では返金保証を付けた話をしました。
これは私が買い手の立場に立った時のことを考えたからです。
ReactマスターとTypeScriptマスター、どちらも安い教材ではないので、買う方としては当然不安になるでしょう。
そこで思いついたのが返金保証、より詳しくは「購入後2週間以内は理由を問わず返金」です。
しかし私には若干のためらいもありました。
「返金依頼が連発したらどうしよう」
「2週間のうちに教材をやり終えて返金、といったタダ乗りをされるかもなあ」
教材のクオリティについての自信はありました。
それは私の主観的な自信だけでなく、2024年のテキスト版、2025年の動画版と、どちらも一度もクレームを受けなかったという客観的な事実から来る自信です。
それでも、こういったことは私が作り手・売り手だから思うことで、何も知らない買う側の立場に立ってみれば、やはり不安です。
なので理由を問わない返金保証を付けました。
それから1年以上が経ちます。
これまでの返金依頼はゼロです。
よくある質問
AIで無料で学べるのに、教材を買う意味はありますか?
AIは便利で、私自身も毎日使っています。
しかし、AIだけで学習を完結させようとすると、理解はどうしても断片的になります。
断片的な知識を評価して使いこなせるのは、全体像を理解している人だけです。
【 必要なことが、正しい順番で、一カ所にまとまっている 】
こういう教材の価値は、情報が無限に手に入るようになったAI時代のいま、むしろ上がっています。
値段が高くないですか?
UdemyなどのプラットフォームのReact教材と比べると、確かに高く見えるかもしれません。
しかし本教材の中心的な価値は、動画の本数ではなく「構成」にあります。
「何を、どれだけ、どの順番で学ぶか」を設計し終えた状態で学習を始められる、ということです。
さらに学習専用サイト、書き下ろしテキスト、永久アクセス保証といった特典も含まれています(詳しくは下記)。
React・TypeScriptの案件単価は高めなので、「コストではなく投資」という考え方をされる方が多いようです。
質問やサポートはありますか?
増補版には3大特典として、次のものが含まれています。
• 内容が更新された際の、追加料金なしのアクセス
• 直接サポート
• 永久アクセス保証
また上にも書きましたが、購入後2週間以内は全額返金保証があります。
ReactマスターとTypeScriptマスター、両方買う必要がありますか?
必須ではありませんが、ReactマスターとTypeScriptマスターのセットが一番よく購入されています。
2026年のReact開発では、TypeScriptで書くのが一般的だからです。
AIが生成するReactコードの多くも、TypeScriptで書かれています。
「Reactマスター」でReactの全体像を固め、そのうえで「TypeScriptマスター」でReact × TypeScriptへと進む。
これが実務に一番近い形です。
なお、2つをまとめて購入できるまとめ買いプランも用意しています。
単品2つを別々に購入するよりお得になっているので、両方ご検討の方はまとめ買いプランを検討してみてください▼

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