image-【2026年版】React + ViteとNext.js、どちらを選ぶべきか? 用途別の選び方を分かりやすく解説

【2026年版】React + ViteとNext.js、どちらを選ぶべきか? 用途別の選び方を分かりやすく解説

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この記事は約2分で読めます


React開発のツールは2択です。

【 React + Vite 】か【 Next.js 】。

2つの違いと選び方をビギナー向けに解説します。

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筆者:三好アキ(専門用語なしでプログラミング)

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ReactとNext.js

Reactアプリを作るとき、開発ツールには次の2つがあります。


【1】React + Vite

【2】Next.js


これら開発ツールの特徴と、選び方を紹介します。

なおReact自体に難しさを感じている人は、解決法を紹介しているこちらの記事をご覧ください。

なお、本記事の最後では、2026年のフロントエンド学習のステップにも触れているので、ぜひ最後まで読んでください。

【React + Vite】について

もしReactをもっともシンプルな形で、余計な追加機能なく使いたい場合は「React + Vite」を選びましょう。

Reactだけにフォーカスして学びたい初心者も、こちらを選んでください。

ここで多くのビギナーが疑問に思うのは、なぜ「+ Vite」と記載されるのかということです。

少し説明をします。


Reactはいくつものテクノロジーを複雑に組み合わせて作られています。

そのため、開発を始めるまでの前段階、つまり環境整備やセットアップ作業に時間がかかるのです。

しかしそれでは開発効率が下がってしまいます。

また、ビギナーにも優しくありません。

そこで、Reactをすばやく始めるための「スターターキット」が作られます。

「create-react-app」というものです。

この「create-react-app」は、Reactだけをシンプルに使いたいケースで非常に人気でした。

しかし、内部で使用されているWebpackというツールが、開発効率を下げるデメリットも顕在化してきます。

そのため2022年ごろからは、WebpackをViteに変え、さらに開発効率を上げる様々なチューニングを施した「React + Vite」が広く使われ始めました。

そして2026年では「create-react-app」が使われることはありません。

代わりに「React + Vite」が使われます。

「React + Vite」は3分で使えるようになります。こちらの記事で確認してください。

次はNext.jsを見てみましょう。

【Next.js】について

Next.jsは「Reactフレームワーク」と呼ばれます。

しかしここで多くの人は疑問に思うでしょう。

React自体がJavaScriptのフレームワークなのに、その上にさらにフレームワークがあるのはなぜ?

実はReact自体が提供している機能は最低限です。

開発スピードを上げたり、ページ設定をしたり、アプリを公開した後にSEO対策を施したりするには、様々な追加作業が必要なのです。

これらは多くのアプリで共通する定型化できる作業なので、最初からそれらすべてをReactに追加した「オールインワン」のReactスターターキットがあれば便利です。

そこで作られたのがNext.jsです。

当初Next.jsはSSRで有名でしたが、今ではそれに留まらず、ReactサーバーコンポーネントやPartial Renderingなど様々な最新機能が先行して導入されています。

Next.jsはHTML/CSSだけ知っていれば使えます。

ビギナーでもすぐにNext.jsを使えるガイドがあるので、参考にしてください▼

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monotein.com/present

【まとめ】React + ViteとNext.js、どっちを選ぶ?

必要な機能がデフォルトですべて入ったNext.jsは便利です。

しかしすべてのReactアプリに、Next.jsが提供してくれる機能が必要かというと、そういうわけではありません。

Next.jsには「機能が多すぎる」とも言えるようなものも入っているからです。

これは学習コストの高さや、チーム開発における個々のスキル差といったことにもつながります。


一方でReact + Viteは、ミニマムで開発を始められ、徐々に必要な機能だけを追加できます。

とはいえ、React + Viteで作るReactアプリはSPAと呼ばれるもので、これはSEO(=検索ランキング最適化)に弱いという問題があります。

しかしSEOを考慮しなくていいアプリも数多くあります。

例えば社内向けの管理アプリや、データ操作ツールといったものは、一般向けのアプリではなく、クローズドな環境で動けばいいものです。

そのため、このようなアプリ開発時にはReact + Viteで十分です。

アプリケーションの規模、SEOの重要性、リソース(時間・開発チームのスキルレベル等)といったことが、どちらのReact開発ツールを使うかを決める上での大きなファクターとなります。

よくある質問(FAQ)

Q1. SPAとは何ですか?SEOに弱いとはどういう意味ですか?

SPAはReact + Viteで作れるアプリの形式です。

ページ全体をブラウザ側で描画するため、検索エンジンにコンテンツが読み込まれにくく、検索ランキングに影響が出ることがあります。

SEOが重要なサイトやアプリなどでは注意が必要です。

Q2. React + ViteからNext.jsに途中で乗り換えることはできますか?

できます。

Next.jsからReact + Viteに切り替えることもできます。

実際、Next.jsの複雑さを嫌ってReact + Viteに移行する人も少なくありません。

しかしどちらの方向でも、書き直しが必要な部分が出てきます。

最初にどちらを使うかを決めておく方が効率的です。

アプリの用途とSEOの必要性をあらかじめ確認してから選びましょう。

Q3. React + ViteとNext.js、初心者はどちらから始めるべきですか?

Reactの学習が目的なら、React + Viteがおすすめです。

余計な機能がなく、Reactそのものにフォーカスして学べます。

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下記ページよりご利用ください▼

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✤ 筆者 ✤
三好アキ(専門用語なしでプログラミング)


「専門用語なし」のメソッドで1,200人以上のビギナーをフロントエンド開発入門に成功させる。翔泳社『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門』(韓国でも出版)など著書25冊以上。Amazonベストセラー1位複数回獲得。


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