Next.jsのbuild時、特定のURLを除外する方法
2024.7.282024.8.1
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この記事の筆者:三好アキ
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build時に特定のURLを除外するコード(Next.js)
build時に特定のURLを除外する方法。
一番簡単なのはもちろん、該当のフォルダ(or ファイル)自体をapp
フォルダやpages
フォルダから取り除いてbuildする方法です。
しかしこれ以外の方法はないのかと、サッと調べてみました。
見た限りでは、Next.jsで特定のURLをnpm run build
コマンド実行時に除外するコードはないようです。
しかし「ユーザーからのアクセスを妨げる」という効果を実現する方法はいくつかあります。
そのひとつはpageExtensionsを使う方法ですが、もっとシンプルなのはredirects
を使うもので、コードは次のようになります(下記はnext.config
の拡張子が.mjs
のケース)。
// next.config.mjs
/** @type {import('next').NextConfig} */
const nextConfig = {
redirects: () => {
if(process.env.NODE_ENV === "production"){
return[
{
source: "/hobby/:path*",
destination: "/",
permanent: true,
}
]
}else{
return []
}
},
reactStrictMode: true,
}
export default nextConfig
next.config
の拡張子が.js
のケースでは、最終行のexport部分のコードが変わり、次のようになります。
// next.config.js
/** @type {import('next').NextConfig} */
const nextConfig = {
redirects: () => {
if(process.env.NODE_ENV === "production"){
return[
{
source: "/hobby/:path*",
destination: "/",
permanent: true,
}
]
}else{
return []
}
},
reactStrictMode: true,
}
module.exports = nextConfig
next.config
に上記コードを書くと、build後の公開時(production)、/hobby
を含む/hobby
から下のURLへのアクセスは、すべてトップページの/
にリダイレクトされます。
Next.jsバックエンドAPIのURLなど、手元のコンピューターでの開発時には利用するものの、オンラインでの公開時には存在しなくてもいい、あるいは別の理由で除外したいURLなどを隠すときに使える方法です。
*Next.jsバージョン13以前のPagesフォルダでは、たとえば次のようにdestination
に404
と書けば、404ページに遷移します(ファイル名を404.js
とした404ページを用意しておきましょう)。
source: "/hobby/:path*",
destination: "404",
permanent: true,
Next.jsについてもっとくわしく知りたい方は、下記教本を参考にしてください。
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