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失敗しないプログラミング教材の選び方

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この記事の筆者:三好アキ


🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。


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amazon.co.jp/stores/author/B099Z51QF2



「ハンズオン」という言葉

ハンズオンとは「実地で体験する」、教材で言えば「作りながら学ぶ」という意味です。

このハンズオン形式で、これまで私はプログラミング教材を作ってきました。

そのため「ハンズオン」という言葉を私はよく使います。

しかし、この言葉に馴染みを覚えない人も多いようです。

実は私自身、一番最初の教材を作っていたときは「ハンズオン」という言葉自体を知りませんでした。

読者の方が書いてくれたAmazonのレビューを見て、初めてこの言葉とその意味を知ったくらいです。

しかし今では、「ハンズオン」は私の教材制作の中心コンセプトになっています。

プログラミング教材は「手を動かしながら学ぶ」という点に価値がある、と考えていることが理由のひとつ。

そして「初心者にこそ、ハンズオン形式の教材が重要」と考えているからです。

「知っている」と「できる」

プログラミングというのは、アプリケーションやソフトウェアなどを作ることが目的です。

「モノづくり」です。

ここでは当然、「知っている」よりも「できる」ことが価値を持ちます。

同じことは英語にも言えます。

英語は他の人とコミュニケーションを取るためのものです。

いくら文法をすべて正確に知っていたとしても、それを(素早く)使えなければ意味がありません。

例えば「Morning, how was your weekend?(おはよう、週末は何してた?)」という友達からの簡単な質問に、5分も10分もかかって頭の中で文章を作って応答していたのでは、たとえそれが文法的に完璧であっても、誰もその人が「英語を使える」とは思わないでしょう。

知らなくても「できる」こと

その一方で、「知らないけどできる/使える」ということもたくさんあります。

例えば助詞と助動詞の違いを知らなくても、私たちは日本語を話せます。

スマートフォン内部の仕組みを知らなくても、私たちは問題なく使えています。

プログラミング学習の初期も同じです。

私は「ビギナーはとにかく、小さな成功体験を、できるだけ早く学習の初期に得るべき」と考えています。

そこで感じた楽しさや自己肯定感、好奇心が、その後の学習を進める一番の推進力になるからです。

そのためには「理屈を学ぶよりも、まずは手を動かし、アプリを作って完成させること」が重要です。

いずれ仕組みや理屈を詳しく知らなければならない時期が来ますが、最初からそこにこだわることは、むしろ挫折リスクを高めます。

【プログラミング初心者は、ハンズオン形式(作りながら学ぶスタイル)の教材から取り掛かれば失敗する可能性が大きく減る】

これは、私が教えてきた生徒を見てきて確信していることです。

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