動画と書籍、勉強に最適なのはどっち?【プログラミング学習】
2025.6.13
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この記事の筆者:三好アキ
🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。
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動画と書籍、どちらを選ぶべきか
私は書籍と動画、両方のフォーマットでプログラミング教材を出しているので、次の質問をよく受けます。
「動画と書籍、どっちがいいの?」
模範的な回答を言うと、「どちらにも良さがあり、どっちが向いているかは人それぞれ」となります。
私はむしろ「動画を見る」よりも「文字を読む」方が好きな人間です。
しかし動画が持っているあるユニークな強み、書籍にはない大きなアドバンテージを認めないわけにはいきません。
それは「前に引っ張ってくれる」ことです。
動画教材のユニークな強み
動画は、再生ボタンを押したら勝手に進んでいきます。
私たちはそれに追いついていかないといけません。
ここに「自分のペースで進められない」と抵抗感を覚える人もいますが、しかし私はこれこそ書籍が絶対に手にできない動画の強みだと思っています。
書籍は、自分でページをめくって前に進んでいかないといけません。メンタルエネルギーが必要です。
一方で動画は、向こうで勝手に進んでいきます。なので、こちらは必死に追いついていかないといけません。
半歩先を進んでいる人と一緒にいると、人間は一番成長できると言いますが、動画はまさにこれを実現してくれます。
こちらにやる気がいまいち湧いていなくても、向こうが進んでいくので、追いつこうとする
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「追いつこう」という行動がトリガーとなって「やる気」発生
私たちは往々にして「行動は感情の表れ」、「感情がまずあって、次に行動が伴う」と考えていますが、「行動をしてみたら、やる気が湧いてきた」ということが実は多い。
朝、起きたときにはまったくやる気がなくても、身支度を整えたり行動をしているうちに、活力が湧いてくる。
こういうことを助けてくれるのが、書籍にはない動画教材のアドバンテージです。
◾️ 勝手に進んでいく ▶︎▶︎▶︎ 見ているだけでも「やらざるを得ない」状態を作れる
動画学習のその他のメリット
動画教材の他のメリットは、タイムマネジメントがしやすいことです。
動画は残り時間が表示されるので、「あと〇分で終わる」とゴールを計算できます。
書籍では、「あとどれくらいで終わるのか」がわかりません。
またプログラミングの動画教材では、コードを実行した挙動を見れることもメリットでしょう。
◾️ 残り時間がわかる ▶︎▶︎▶︎ 計画を立てやすい
◾️ 実際の動きを視覚で見られる ▶︎▶︎▶︎ コードの動きが理解しやすい
理想の教材
動画、書籍、どちらのフォーマットにも強みがあります。
理想は、両方のフォーマットが揃っている教材です。
私自身もそうした形の教材を用意しているので、興味があればぜひチェックしてみてください。

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