【プログラミング初心者向け】本当に役立つ教材の選び方
2025.6.13
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この記事の筆者:三好アキ
🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。
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なぜオンライン教材だけでは不十分なのか
これまで、多くのプログラミングの初心者の方に教える中で気づいた勉強法について書いていきます。
変化が激しいプログラミング関係の勉強では、オンライン情報(主に記事と動画)を使う人が多いと思います。
私自身、HTMLやJavaScript、Reactなどの勉強を思い立ったとき、最初に目を通したものは、すぐにアクセスできるそれらのオンライン素材でした。
しかし、今ふり返ってみると、それらがあまり役立たなかった、むしろ時間を浪費していたことも多かったと感じます。
というのは、ネットの記事・動画などの大半は短いからです。
細切れで断片的なので、全体像をつかむのが難しいのです。
では、初心者におすすめのプログラミング教材とはどのようなものでしょうか?
以下の3つの条件が鍵となります。
初心者に最適な教材の3つの条件
【1】ある程度の長さがあるもの
【2】終わらせるまでに数日かかるもの
【3】ハンズオン形式のもの
それぞれについて、少し説明します。
長さ、時間、ハンズオン
ある程度の長さがあれば、その内容は断片的ではなく、特定の分野についてある程度カバーしている、さらに一貫性もあると推測できます。
そして「長さ」があれば、やり終えるまでに日単位の時間がかかるでしょう。
「時間の投資が必要」というのはデメリットにも思えますが、そのような歯応えのある教材を終えることができれば、「こんな長いものをやり終えた」という充実感を味わえることは確かです。
充実感は「自信」を生みます。
前へと進んでいく推進力となるもの(特に独学で大事なもの)=「自信」です。
さらにその教材が知識の羅列ではなく、ハンズオン(作りながら学ぶ)形式であれば、完成品が手元に残るので、それも終了時の充実感を高めてくれます。
ネット教材の落とし穴
ネットで見つかる教材(主にブログ記事と動画)は、タイムリーなことを伝えるのには最適です。
しかしビギナーが使う学習素材としては、「難しいところがある」と私は思っています。
上に挙げた条件を満たさないことも理由ですが、他にも理由があるのです。
長くなったので、この続きは次回の記事で詳しく説明します。

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