心が折れない勉強の秘密【自己肯定感の育て方】
2025.8.16
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この記事の筆者:三好アキ
🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。
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学習を進めるエンジンとは?
私はビギナーにReact、Next.jsといったウェブ・フロントエンドの技術を教えています。
ビギナーとは、学習を始めたばかりの人たちです。
ほとんどの人は、何らかの達成したい目標があるので勉強を始めています。
この「目標」や「新しいことを始めた興奮」が、学習の最初期における前へ進むためのエンジンです。
しかし、かなり早い段階でこの燃料は切れてしまいます。
では、そこで学習を止めず、前に進んでいくための推進力となるものは何でしょうか。
小さな成功体験です。
自習と小さな成功体験
学生時代の勉強とは異なり、大人の勉強は「自ら学ぶ」という自習が基本です。
特にウェブのフロントエンドは、プログラミング業界の中でも変化の激しいところなので、「自分から積極的に新しい技術を学んでいく」という姿勢がより大事になります。
このように、前へと前へと進むためのエンジンを自分の中に作るには、「小さな成功体験」をできるだけ早く得ることが重要です。
なぜでしょうか。
成功体験は、自分に対する自信を増やしてくれるからです。
成功体験は、「自分にもできる!」という自己肯定感を与えてくれるからです。
こういう前向きな気持ちは、学習を進める上で一番の味方になります。
勉強とは「知らなかったことを知る・理解する」ということです。
当然、脳に負荷がかかります。
なかなか理解できないことにもぶつかります。
そういう時、「自分ならいずれ分かるだろう」という楽観的な気持ちを持てれば、わずかでも前に進んでいくことができます。
この前向きな気持ちを与えてくれるものこそ、小さな成功体験なのです。
小さな成功体験を得る方法
「小さな」という言葉を何度も使っているように、成功体験は些細なことでいいのです。
「教材を最後のページまで終えることができた」
「教材の課題アプリを作れた」
「昨日わからなかったことが、今日は分かった」
これらも十分な成功体験です。
では、このような「小さな成功」を得るにはどうすればいいのでしょうか。
私のビギナー向け教本(「はじめてつくるReactアプリ」など)は、【小さな成功体験を、できるだけ速く作る】というコンセプトで作ってあります。
そのため、小さな成功体験を最短・最速で得られる設計になっていますが、世の中には様々な教材があります。
そういったことにフォーカスしている教材は多くありません。
とはいえ、そのような状況でも「成功体験を素早く得られそうな教材を探すコツ」はあります。
まず、本の教材でいえばページ数の少ないもの、薄いものを選びましょう。
最初から分厚い本を選び、途中で止めてしまい、「小さな挫折体験」を作ってしまうことは絶対に避けないといけません。
一方でページ数が少ないと、最後まで読み切れる確率が高まります。
最後まで進められれば、理解がまったく追いついていなくても、「とにかく最後まで目を通せた」と思えます。
ページ数とともに、教材の中身にも注意を払います。
プログラミングのように「モノづくり」のことを扱う場合、そのモノを自分で作れたら簡単に成功体験を得られます。
なので、教材は理論中心のものでなく、自分で実際にコードを書きながら進めるハンズオン形式のものを選びましょう。
• 自分の手を動かしながら進めるので飽きづらい
• 最後まで終えたらアプリが完成している
• 小さな成功体験も得られている
・・・という一石三鳥の教材がハンズオンです。
(*私がハンズオン形式の教材にこだわる理由についてはこちらの記事を参照)
自己肯定感
勉強、その中でも「自分ひとりで進める勉強」には大変なことが多くあります。
そういう時、一番の助けになるのは「ま、自分ならできるだろう」という楽観的な気持ち、つまり自己肯定感です。
学習をスムーズに進めていけるかどうかは教材で決まります。
小さな成功体験を得られるものを選ぶようにしましょう。
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