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勉強するプログラミング言語の選び方

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この記事の筆者:三好アキ


🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。


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どの言語がいいのかわからない

私はReactやNext.jsといったJavaScript関連のことを教えています。

そのため生徒の大半は、「プログラミング言語はJavaScriptでいく」と決めている人たちです。

しかし時折、「どのプログラミング言語を選べばいいのかわからない」という方がいます。

「作りたいもの」を決めるのは難しい

こういう状態にある人への一般的なアドバイス。

それは次のようなものです。


「作りたいもの(=アプリやソフトなど)を決めよう。そしてそれに最適な言語を選ぼう」


私はこの「目標を先に決めよう。その後に手段を選ぼう」というアプローチには賛成です。

しかし同時に「作りたいものを決める」というのは、初心者にはかなりハードルが高いと思っています。

大半のビギナーは、プログラミングでどのようなものが作れるかのイメージすら持てていないからです。

現実的な考え方

どの言語を選べばいいのかわからない、という方には、「現実的な目標」を見つけるようにアドバイスしています。

「現実的な目標」とは、就職や転職、キャリアアップ、給与といったことです。

これらは「応募要件:Java」「単価〇〇円」といったように、クリアすべきハードルがはっきりしています。

「どれだけ頑張ればいいか」ということが、すでに決まっているのです。

「やるか、やらないか」という状況に導いてくれます。


こういうアプローチを、あまりに現実的・実践的でつまらないと感じる方もいます。

私も「あんまり夢がないな」といつも思います。

これはいわば、「月の給与を〇〇円以上にするにはこの仕事に就けばよくて、そしてその応募要件で求められているのはこの言語だ」と考えることだからです。

それよりも、「『こういうアプリを作りたい!』という理想を掲げ、それに向かって邁進している」といったテンプレート的な成功ストーリーの方が美しく見えてしまいます。

しかし「自分で決める」というのは、実は非常に疲れることです。

そして多くの人は「迷う」という状況に陥ります。

「迷う」とは「未決定」の状態。

未決定の、白黒はっきりしないグレーの中間部分にいることは、精神的に非常に疲れます。

言語選択を間違えた

目標は後で変更してもいいのです。

まずはとにかく、「仮の決定」でもいいので、現実的な目標を選び、そこで求められている言語を確認してみましょう。

多くのプログラミング言語はできることが共通しており、さらに一つの言語を学ぶと、他の言語も比較的簡単に習得できます。

私はこれまで「言語選択を間違えた」と後悔している人に出会ったことはありません。

「間違えた」と後悔するよりも、「じゃあ新しく学べばいいか。すぐわかるだろう」と考える人がほとんどだからです。

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