プログラミング勉強に意味はない
2025.7.21
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この記事の筆者:三好アキ
🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。
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なんとなく勉強を始める人の末路
これまで私は、多くのプログラミング初心者と接してきました。
そういう中で気づくのは、「なんとなく」勉強を始めた人が意外に多いことです。
一番多い「なんとなく」の理由は、次のものです。
「プログラミングって言葉を最近よく聞くし、これから大事そうだし、価値が上がりそうだし、できたらかっこいいし……」
つまり、自分の中に内在的な動機があるのではなく、社会やメディアや他人や世間の空気やらといった外部事情を理由に勉強を始めているのです。
このような動機で勉強を始めた人はどうなるでしょうか?
勉強自体が目的化します。
(*これをプログラミング分野では「チュートリアル・ヘル」といいます。詳しくはこちらの記事を参照)
勉強はラク
ある意味、勉強というのは楽なのです。
ひとりで、延々と進めていくことができてしまう。
他者と出会わずに、進めていくことができてしまう。
たとえば英語学習を例にとりましょう。
文法や単語を、ひたすら一人でコツコツ勉強している人をイメージしてください。
しかし英語は本来、他者とコミュニケーションを取るためのものです。
自分の部屋で一人で勉強していても、それはいつまでも「予行演習」をしているのと同じで、「実戦」ではない。
しかし「予行演習」はある意味、安全で快適です。
自分の力が実際どれほどなのかを知らないでいられます。
傷つかなくて済みます。
先ほど「(勉強は)他者と出会わずに、進めていくことができてしまう」と書きましたが、この「他者」が指すのは人間だけではありません。
TOEICや英検といった検定試験、採用面接など、「自分の外部にあるもの」「自分のコントロール下にはないもの」を含みます。
そのため、傷つくのを恐れて、このような他者に出会うのを避け、さらに勉強が目的化してしまうのです。
勉強自体に意味はない
これはプログラミングに限らず、すべての「大人の勉強」にいえますが、勉強そのものに意味はありません。
「その勉強の結果、どうなりたいのか?」
「何を達成したいのか?」
「自分がどうなりたいのか?」
といった「目的」こそが主役です。
そして「目的」は、勉強という「手段」よりも先立って存在すべきものです。
なので、プログラミング勉強が目的化してしまうことを避けるには、まず目標設定をするようにしましょう。
私はJavaScript・Reactといったことを主に教えていますが、生徒の多くは次のような目標を持っています。
「在宅・リモートの仕事をしたい」
「高単価の案件を獲得したい」
「フリーランス・エンジニアになりたい」
「スキルアップしたい」
「自分のアプリを開発したい」
このように目標がはっきりしていて、そしてそこに至るための適切な教材を使った人は、最短・最速で夢を実現しています。
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