Next.jsサーバーでCORS問題が起きる時の解決方法

blog-hero-imgNext.jsのサーバーとは異なるURLからリクエストをした時に起きるCORSを解決するコードを紹介します。

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この記事の筆者:三好アキ(ウェブエンジニア)


「売り上げが伸びない」、「ウェブサイトから問い合わせが来ない」など、ウェブでお困りのお客さまの課題解決を、最新の知見を活かして行なっています。海外滞在が長く、日本語の情報が少ないJamstackやヘッドレスCMSなど最新のウェブテクノロジー、ウェブマーケティングに精通。事業について詳しくはこちらをご覧ください。


ウェブ制作の教本『はじめてつくるReactアプリ』など複数冊を執筆。本に関するインタビュー記事はこちら。



Next.jsサーバーとCORS

Next.jsにコードを書いてVercelにデプロイすると簡単にサーバー機能を実現できるので、非常に便利です。

ここでNext.jsをフロントエンドとバックエンド両方に使っている場合、URLが同じなので特に問題は起きないですが、もしURLが別のフロントエンドからリクエストをする場合にはCORSの問題が起きます。

この解決のためには、next.config.jsにheadersの設定を下のように追加してデプロイします(ここではVercelへのデプロイを想定)。

// next.config.js

const nextConfig = {
  reactStrictMode: true,
  // ↓追加
  async headers() {
    return [
      {
        "source": "/(.*)",
        "headers": [
          { "key": "Access-Control-Allow-Credentials", "value": "true" },
          { "key": "Access-Control-Allow-Origin", "value": "*" },
          { "key": "Access-Control-Allow-Methods", "value": "GET,OPTIONS,PATCH,DELETE,POST,PUT" },
          { "key": "Access-Control-Allow-Headers", "value": "X-CSRF-Token, X-Requested-With, Accept, Accept-Version, Content-Length, Content-MD5, Content-Type, Date, X-Api-Version" }
        ]
      }
    ]
  },
  // ↑追加
}

module.exports = nextConfig

Next.jsバージョン13で導入されたAppフォルダを使った最新のNext.js開発に興味のある方は、今月(2023年6月)リリースした下記書籍を参考にしてください。

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