Gatsby v4にアップデートしました
2021.11.20
この記事の筆者:三好アキ(エンジニア)
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すぐにリリースされたGatsby v4
先日のGatsby v4のリリースに合わせて、本サイトもv3からv4にアップデートしました。
今回のv4のリリースはとても早く、v3から半年ほどしか経っていません。
v2(2018年9月リリース)からv3(2021年3月リリース)までにおよそ3年ちかくあったので、特にそう感じます。
Gatsby v4の特徴
今回のv4の特徴は次の3つです。
• SSR (Server Side Rendering)
• Parallel query running
• DSG (Deferred Static Generation)
これまでSSG(Static Site Generation)として主に使われていたGatsbyにも、SSR(Server Side Rendering)がついに導入されました。
これはGatsbyがさまざまなところで使われ、SSGだけでは対応できない場面が見えてきたためでしょう。
SSG以外のParallel query runningとDeferred Static Generationはビルドを高速化する仕組みで、これでさらにビルド時間が短縮されます。
とはいえ全体的には、v3リリース時のような大きな変更はなかったのが個人的な印象です。
Gatsby v3からv4への移行
v3リリース時には画像を扱うgatsby-image
がgatsby-plugin-image
へと変わり、それに合わせてコード変更を行う必要がありました。
今回は、当サイトのようにシンプルな静的サイトとしてGatsbyを使っており、かつv3にすでに移行しているのであれば、v4へのアップデートはスムーズに進むと思います。
当サイトもgatsby-cli
や各パッケージのアップデートだけでv4移行は完了しました。
Gatsby v4移行のメリット
v3移行時にもビルド時間は明らかに短くなっていましたが、v4移行後はさらにビルド時間が短くなりました。
目に見えるような恩恵は、今のところこのあたりくらいかと思います。
このように速いペースでアップデートが行われると、過去のバージョンのGatsbyサイトをどうしていくのかという、長期的なメンテナンスの課題も感じます。
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