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【プログラミング初心者がハマる】ネット教材の落とし穴と解決策

pen-icon2025.6.13

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この記事の筆者:三好アキ


🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。


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なぜネットの記事や動画で学ぶのは難しいのか

オンライン上にあるブログ記事やYouTube動画の量は、もはや人間の一生では消費できないほどでしょう。

しかしふり返れば、その圧倒的な量に比べ、「役に立ったものはかなり少ない」というのが私の実感です。

その理由を考えてみると、次のようなことが思い浮かびます。

ネット教材が初心者にとって難しい3つの理由

【1】断片的

【2】目移りする

【3】ブラウザで見ている


以下、理由を簡単に見ていきましょう。

【理由1】断片的

ネットの記事・動画に私たちが求めるもの、それは「サクッと終わるもの」、「軽さ」です。

「腰を据えて読む・見る」ということはありません。

そのため、量は短くなり、中身は断片的になります。


実は「断片的な情報」というのは、その分野について全体的な理解をすでに持っている人向けです。

その人はおそらく、自分がどのような情報を欲しているのかをすでに知っており、それだけを求めているからです。

しかし全体像がまだ理解できていないビギナーにとっては、断片的な情報を得ても、「それをどう使えばいいのかわからない」となってしまいます。

【理由2】目移りする

ネットでは山ほど情報が出てきます。

なので、「この記事、ちょっとわかりにくいな。他にもっといいものがあるはずだ」となります。

「わからないこと」を「わかろう」としているのだから、負荷を感じるのは当然です。

しかし、この自分の内部に感じる負荷を、「他にもっといいものがある(はず)」と、外部変化で対応しようとしてしまうのです。

【理由3】ブラウザで見ている

これは、「スマホ(or パソコン)で見ている」とも言えます。

私たちは、本当にさまざまなことをブラウザ(スマホ/パソコン)でしています。

プログラミング勉強だけではありません。

そのため、一つのことに集中ができないのです(心理学では「スイッチング」とも呼ばれます)。

マルチタスクを強いられる環境だと言えるかもしれません。

ネット教材の限界を乗り越えるには?

以上のように見てくると、最適な勉強教材とはどのようなものになるのでしょうか。

オンライン以外で思い浮かぶのは書籍です。

次は、書籍(電子書籍を含む)を勉強に使うメリット/デメリットを見ていきましょう。

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