書籍で学ぶメリットと賢い活用法【プログラミング学習】
2025.6.13
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この記事の筆者:三好アキ
🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。
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書籍が優れている理由
書籍は文字情報なので、種類としてはブログ記事と似ています。
しかしブログ記事にはない書籍の優れている点は、パッケージ化されていることです。
「パッケージ化」とは....
「情報が一か所にまとめられ」
かつ
「理解しやすいように整理されている」
ということです。
つまみ食いを防ぐ書籍の構造
前回の記事でも触れたように、ブログ記事に書かれている情報は断片的です。
情報はネット上に散らばっており、順序もバラバラです。
ある記事から別の記事へとつまみ食いも簡単です。
むしろ、つまみ食いが推奨されているといえます。
このようなものを活用するには、ある程度の知識や能力が読み手の側に要求されます。
つまり、受け手側の負担が大きいのがブログ記事なのです。
一方で書籍では、情報がひとつの場所にまとめてあります。
まずこれが、「つまみ食い」を防止します。
そして、集められた情報が理解しやすいように順序づけて並べてあります。
これは読み手の負担軽減となり、ビギナーにとってのメリットです。
書籍のデメリットとその解決策
書籍のデメリットは、みなさんご存知のように、「情報が古い」や「更新に時間がかかる」という点です。
しかしこれは主に紙の書籍のデメリットで、電子書籍の場合は必ずしもそうではありません。
実際私はプログラミングの電子書籍を何冊も出していますが、変化の激しいこの業界にもかかわらず、4年前に書いた本がいまだに一番読まれています。
その理由は、私が中身を定期的に最新情報に更新しているためです。
また電子書籍は文字で、映像も音声もないため、動画を更新するよりもはるかに簡単にアップデートできる点も大きな強みです。
「出して終わり」にしてしまう人が多いため、電子書籍も古い情報が書かれたものが多いですが、「継続的に手を入れ続ける」という点から見ると、電子書籍はとても便利なフォーマットだと私は思います。
さて、本記事では勉強素材としての書籍を見たので、次は「動画」のメリット/デメリットを見てみましょう。

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