
AIがコードを書ける時代、『なぜ』人間の開発者に知識が『まだ』求められているのか?
2026.2.16
2026.3.31
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「(いずれは)AIがすべてを解決してくれる」。
それなのに、なぜ私たちは学ばないといけないのでしょうか?
教える側の視点から話します。

筆者:三好アキ(専門用語なしでプログラミング)
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「詰め込み教育」は悪である
• 知識偏重
• 暗記重視
• 画一的教育
• 詰め込み教育
• 受験第一主義
etc...
これらは、昔からよく聞く日本の学校教育への批判です。
そのため「知識よりも、もっと考える力を!」ということで方向転換がなされた(なされようとしている?)わけです。
しかし、私は必ずしも詰め込み教育が悪いとは思っていません。
「考える」には最低限の「知識」が必要だからです。
「考える」よりも上位の力である「判断する」には、「知識」が必要だからです。
「知識」というのは、考えたり、判断したりするためのベース。
知識の少ない人は、自分の知っていることの範囲でしか課題に向かわないので、思考も深化しなくなってしまいます。
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イノベーションとは「編集能力」
私たちは「ゼロから何かを作る」ということはほぼありません。
すでにあるものを「変換」させたり、「融合」させたり、「修正」したりすることがほとんどです。
「イノベーション」も、その実態は「組み合わせ力」や「編集の能力」と言われます。
例えば、スマートフォンは「電話 + カメラ + インターネット」、サブスクリプション型サービス(Netflixなど)は「レンタル + 定額制 + ストリーミング」。
しかし、このような組み合わせを考えたり思いついたりするには、「組み合わせるもの」、つまり「既にあるもの」を最初に知っていないといけません。
この「既存のもの」とは「知識」です。
AI時代にこそ、エンジニアに知識が必要な理由
AIは今後、単なる「補完ツール」から「協働パートナー」へと進化します。
私たちアプリ開発者の世界では、AIと協働する時代はすでに来ています。
そこにおいて、人間の開発者がプログラミングの知識ゼロでは、協働はもとより、AIのコードの正誤も判断できません。
AIの加速度的な進化を見せられていると、AIが全てを解決してくれるかのような期待も抱いてしまいますが、まだまだ私たちがしなければならないことはたくさんあります。
何より、知識を得ることは「苦痛」ではなく「喜び」のはずです。
誰でも旅行で新しい場所を訪ねるとワクワクします。
自分の世界が広がる感覚があるからです。
◾️ 知識を得ること
◾️ 新しい事柄を知ること
◾️ 昨日できなかったことが今日はできるようになっていること
これらは私たちの人生の最大の楽しみであり喜びのひとつでしょう。
AIがどれだけ発展しても、私たちが手放す理由はないのです。

✤ 筆者 ✤
三好アキ(専門用語なしでプログラミング)
「専門用語なし」のメソッドで1,200人以上のビギナーをフロントエンド開発入門に成功させる。翔泳社『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門』(韓国でも出版)など著書25冊以上。Amazonベストセラー1位複数回獲得。
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