電子書籍のメリットとは? ブログ記事との違いと初心者に最適な理由を解説
2025.7.7
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目次

この記事の筆者:三好アキ
🟢 専門用語なしでプログラミングを教えるメソッドに定評があり、1200人以上のビギナーを、最新のフロントエンド開発入門に成功させる。
🟢『はじめてつくるReactアプリ with TypeScript』、『動かして学ぶ!Next.js/React開発入門(翔泳社/*韓国でも出版)』著者。
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無料ブログ全盛の時代に、電子書籍はなぜ選ばれるのか?
ネットではクリックひとつで、無数のブログ記事が無料で読めます。
そういう中で、電子書籍にはどのような存在価値があるのでしょうか。
私はビギナー向けプログラミング教本を多く出しているので、その立場からの話になります。
電子書籍が持つ2つの大きな強み
ブログ記事にない電子書籍の強みは、次の2点です。
• 情報がパッケージとしてまとめてあること
• ブラウザ外にあること
それぞれについて、少し解説をします。
電子書籍のメリット①【情報がパッケージ化されている】
こちらの記事でも触れましたが、ブログ記事の弱みは情報が断片的であることです。
そのため、ある特定の疑問や問題をピンポイントで解決することには役立ちますが、ある科目の全体像や包括的な知識を得るのは難しくなります。
ブログ記事は「ビギナー向け」というよりも、自分が必要している情報の「あたり」がある程度ついている中級者や上級者向けなのです。
また、ブログ記事はその性質上、長文には向いていないことも挙げられます。
ブログ記事に求められているのは「サクッと終わるもの」なので、文章量が多い記事は、すぐに離脱されてしまうのです。
その一方、電子書籍はある程度の分量を持つことが可能です。むしろ、ある程度の長さが期待されています。
「量がある」とは、その分野について最低限必要な情報がパッケージ化されているということです。
さらに、どの順番で読んでいけばいいのか不明なブログ記事とは異なり、電子書籍には章立てがあり、著者の方で内容を整理整頓してくれています。
これも、何をどの順番で進めていけばいいのかわからないビギナーにとって大きなメリットです。
そして電子書籍のもう一つの強みは、次に触れる【ブラウザの外にある】ということです。
電子書籍のメリット②【ブラウザ外にある】
ブログ記事はブラウザ上で読みます。
しかし私たちはブラウザ上で多くのことをします。
ブログ記事を読むだけでなく、ニュースや娯楽動画を見たりと、様々なことをします。
さらにブログ記事にはリンクが貼られており、他の記事へと移動することを推奨します。
つまり気が散るのです。一つのことに集中しにくいのがブラウザ上の環境なのです。
一方、電子書籍は専用のアプリで読むことになります。
同じスマホ上にあるとはいえ、少なくともブラウザから一定の距離を確保された、隔離された環境です。
そのため、ブラウザよりは遥かに集中して読み進めていくことができます。
もちろん、このような「隔離環境」の視点から見て一番いいのは、スマホやPCといったデバイス自体から離れられる紙の書籍ですが、電子書籍でも、一定程度の距離をブラウザから取れるのは確かです。
断片的な情報に疲れたら、まとまった学びを電子書籍で
情報がブラウザ上にあふれる時代だからこそ、「まとまり」と「集中できる環境」が価値を持ってきます。
電子書籍は、内容だけでなく、その読書環境自体も学びやすさや継続性を支える仕組みになっているのです。
もしブログ記事を使った勉強に難しさを感じているなら、一度電子書籍にトライしてみましょう。
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